ローマ人への手紙 5章1~5節

「ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。
またキリストによって、いま私たちの
立っているこの恵みに信仰によって導き入れられた私たちは、神の栄光を望んで大いに喜んでいます。
そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、
練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」



この重要な聖書の箇所でパウロが忍耐強く教えているのは、失望の原因には、私たちを失望させる力はないということです!良いものと永遠の命を、神様はあなたに約束されています。失望には、神様の約束を無効にする力はありません。日々の生活での失望に神経をすり減らし、苛立ちを感じる時、失望という敵に必要以上の影響力を譲っているのです。失望に対処する大きな鍵として、正しい視点を常に持つということが必要です。 

苦難や失望は悲劇的なもので、人生を変えてしまう障害だと誤解していたのです。私たちを真実に導く方位磁針である聖書は、失望とは最高の時であると説いています。クリスチャンとして、私たちは他とは確実に異なることを示し、私たちに与えられた神様の栄光を示すための機会なのです。失望にあっても嘆くのではなく、喜ぶのです。失望に悲嘆するのではなく、神様の姿が見えることを楽しみにするのです。
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